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パリにおける仕事・日常生活の忘れな草


by vwpolopolopolo
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Le Pere Lachaise

標題のペール・ラシェーズ墓地に行ってみました。

パリにいくつかある墓地の中では最大のもので、43ヘクタールの由です。入り口で墓地の地図を売っているおじさんがいて、「こんにちは」などと話しかけてきて、超怪しいなと思いつつも、墓地の案内図を買いました(2ユーロ)。中を見るにはこれが必要と知り合いから聞いていたためです。

実際墓地は沢山の墓が混在しており、有名人の墓に辿り着くには「地球の歩き方」等の雑駁な情報では手に負えませんでした。

見たお墓は、

バルザック(生年がフランス革命の10年後との記憶があり、1799年生まれ。)
ドラクロワ(真っ黒なお棺が高く据えてあるだけのもので、生年等の情報も一切刻印なし。)
アングル
ラフォンテーヌ(モリエールと仲良く同じ敷地に並んでいる。)
モリエール(ラフォンテーヌと仲良く同じ敷地に並んでいる。)
コロー(奥さん等のコローファミリーも一緒に埋葬されていた。)
ショパン(一般の人からの供花がたくさん。)

でした。有名人の墓はだいたい胸像が付いていて、探す上では目安になります。しかし、聞いたこともない人が(遺言か何かででしょう)胸像を建てている場合もあって当てにならないことがありました。

広すぎて見られなかったものも多々ありました。例えば、

プルースト
オスカー・ワイルド
モディリアーニ
エディット・ピアフ
エロイーズ
アベラール
ロッシーニ

等々。

買い求めた地図には日本語の説明も付いていて、この墓地に埋葬されている日本人の墓の紹介もありました。

「歴史上パリで死んだ最初の日本人とされる佐賀出身の野中元右衛門。1867年のパリ万博に出展する佐賀藩の派遣団の一員として随行してくるも、不幸にしてパリ到着のその日に急死。」

地図にもきちんと「Nonaka」と墓所が示されていました。

墓地の中はおじさん・おばさんの見学者が多かったですが、若いカップルも結構いてデートコースになっているようでした。
by vwpolopolopolo | 2006-04-22 22:30 | 日常生活