パリにおける仕事・日常生活の忘れな草


by vwpolopolopolo

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今日から、サマータイムでした。時計の針が1時間進むのですが、今朝起きて、電池式の時計で9時前であったため、映画に行くにしても余裕があるなとだらだらやっていて、別の(電波)時計を見たら既に10時15分(!)しまったと気付いた時には遅く、午前の部の映画を逃してしまいました。

仕方ないので、今まであまり行ったことのなかったパリ南部モンパルナス界隈に行ってみることにしました。昼を以下のクレープ屋で食べることにしました。ガイドブックにも載っているもので、13時半頃でしたが店は満員。しかしクレープなので回転は速くすぐに席につけました。実はこの店には8年前くらいに観光に来た際にも入ったことがある店でしたが、こんな感じだったかな?というくらいの印象しかありませんでした。
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食事用のクレープで8~9ユーロくらいで、値段は高いかもしれませんが、美味しいものだったと思います。ブルターニュ地方に行くとクレープ屋ばかりですが、本場と言われるあちらで食べたどのクレープよりも美味しく充実した内容であった気がします。
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その後は、「Le Dome」というカフェに入って、ショコラ(ウィーン風)を飲みました。5.50ユーロであったと記憶していますが、確かに美味しいのですが、私が飲んだことのある有名なカフェの濃厚なショコラではなく、結構普通のもので、少しがっかりしました。しかしこのカフェは100年以上もの歴史のある店で、当時の芸術家(モディリアーニ、フジタ、ブラック、ピカソ)の溜まり場であった由です。

写真でも少し、「Fruits de Mer」(海の幸)と書いてあるのが見えますが、魚介類を売りにしているようで、牡蠣等が大皿に盛られたものを皆で食べている一団も見ました。ちなみに店頭に貼ってあった、「Fruits de Mer」のMenuはリースリングの白ワイン付きで、36ユーロとなっていました。量的には日本人なら3人前くらいありそうであったため、人数割りをすればまずまずの食事になるのかと思いました。

私が飲んでいた横ではお婆さん2人がお喋りをしまくっていて、フランス人はお年寄りでも外に出て(外食して)、喋り倒して、一種のボケ防止に良いのではないかと思いました。
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by vwpolopolopolo | 2006-03-26 22:30 | 日常生活
f0008225_459511.jpg今日は標題の映画を観ました。いつもは5.20ユーロなのに、今日はサービス期間か何か分かりませんが、3.50ユーロです。本当に安いですね。

内容は、悲しいくらいのB級です。左記を見て頂ければ容易に想像がつくかと思います。しかしながら、あえてB級を観るのには訳があって、フランスの風俗を知るのにはこの手の映画が一番ということが最近分かってきました。

もちろん台詞が逐一分かるわけではないのですが、たまに知っている単語等がポーンと耳に入るのも心地よいことから、テレビなどでもとっつきやすそうなものをできるだけ観るようにしています。(先週テレビで、「Les Bronzes 1」をやっていたので観ました。(2月26日に言及したもの))

今般の映画で少しびっくりしたのは映画のカット割りです。出演者が夢想する内容が、動画でなく、いちいち静止画で出てきて(しかも背景はお芝居の書き割りのようなものでそこに演者の顔写真が入り、演者のナレーションも入る)、大変ユーモラスでした。日本の映画であのような(ある意味馬鹿馬鹿しい)タッチは観たことがありません。「さすがは映画の国」と変なところで感心してしまいました。

観終わった後は、天気が良いので、ボージュ広場(ユダヤ人街の近く)まで初めて歩いていき、その広場を取り囲む回廊の一角にある、ビクトルユーゴーの家(Maison de Victor Hugo)を見学しました。(住居の見学のみは無料。)アパートの扉に、「1830年(1831年だったかもしれません)から1848年までここに住む」と書いてありました。7月革命から2月革命という激動のさなかここに住み、ロマン主義の旗手として活動をしていたのかと考えると感無量でした。アパート内には、レミゼラブル等の昔の劇場用宣伝ポスターなどが掲げてあり、楽しめました。イメージとしてはロートレックのポスターのようなものです。部屋は西洋風のものばかりでしたが、1室東洋(おそらく中国)の風俗画等が壁に描かれたところもありました。当時東洋に目を向けるのが流行っていたのかもしれません。
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by vwpolopolopolo | 2006-03-19 21:30 | 日常生活

国立陶磁器美術館他

今日は標題の美術館に行ってみました。パリ南西部に隣接したセーブルという街にあり、セーブル焼で有名なところです。
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外観は随分立派な建物で、カメラに収まりきらないくらい横幅もありました。
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これは、セーブル焼のようです。その他各国各地域の皿等(マイセン、デルフト等)が収集されて展示されていました。日本の有田焼(香蘭社)の絵皿もありました。

見終わって、出ようと思ったところ、売店にお年寄りの人だかりが出来ていました。外には観光バスが停まっていて、どうやら地方からフランス人のお年寄りが観光に来ているようでした。以前これも焼き物で有名なジアンに行った際にも、お年寄りの一団に出くわしたことがあります。お年寄りが焼き物が好きというのは古今東西変わらないのかな、と思いました。

【以下ブラットピット、アンジェリーナジョリーメモ】
3月17日(金)の20Minutesに、また記事が出ています。どうやら20Minutesは彼らに貼り付いているようです。

「水曜日にニースを出て、パリ(オルリー)に戻った。護衛されながら、彼らの住居(Boulevard de Grenelle dans le 15e arrondissement)に戻った。アンジェリーナはヌイイのアメリカンホスピタルで5月に出産予定」

確か、以前「ベルリンに行った」と書いてあったはずなのに・・しかし15区の住所まで結構詳しく書いていてびっくりしました。とはいえ上記の通りは大変大きいもので、彼らの住居を特定するのは到底不可能です。もうひとつ知ったのは、やはり出産はアメホスなんだ・・ということです。(私の行きつけの病院です。)
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by vwpolopolopolo | 2006-03-18 22:30 | 日常生活
今日のフランス語の研修で出た話を少し。ビジネスシーンでのフランス人からみたスウェーデン人のステレオタイプです。(【】内はフランスのステレオタイプ)

・真面目(serieux)【感情を表に出す(demonstratif)】
・時間通り【遅刻】
・ビジネスランチ(repas d'affaires)が死ぬほどつまらない(mortellement ennuyeux)、話すべきことがなかったら黙って食べている(pondere, precis, concis)【食事は楽し。やかましい。長い。】
・(商談の)結果を急ぐ【(商談に限らず)議論を楽しむ】
・衝突を避ける(eviter les conflits)【議論の楽しみのために衝突(pour le plaisir)】
・ヒエラルキーの中でも平等(egalite dans les relations hierarchiques)【年功(l'anciennete)、功績主義】
・比較的フランクな関係(relations moins formelles)【儀礼的(relations formelles)】
・虚栄心が強い(vaniteux)【同】

後はフランスの悪口が噴出で、「フレンドリーでない(reserves sur leur intimite)、官僚的」などでした。

日本人から見たら、フランスは性質が悪いということでしょうか。一部フランス的なところもありますが、どちらかというスウェーデン気質に近いのかもしれません。

ハンガリー人のクラスメートが「スカンジナビアの連中と食事をするのは本当につまらない」と言っていました。また、メキシコ人クラスメートは「パリの地下鉄に乗っている者が誰も喋っていないが、メキシコであればうるさいくらい皆喋っている」とのこと。

ニュージーランド人クラスメートが、「パリでの(子供の)幼稚園の給食が、前菜、メイン、デザートとなっているのにびっくりした。」と言うと、フランス語の先生は「早いうちからの『教育』が重要だから。」と言っていました。

ヨーロッパの中での「あの国の連中は~」という話はなかなか興味深いです。
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by vwpolopolopolo | 2006-03-14 23:45 | フランス語

Brad et Angelina ont quitte Paris

最近私も含め同僚達が忙しく、あまり話す機会がありません。明日から課に関係する加盟国会議が開催されることもあり、何となく慌しくなっています。

今朝、20Minutes(無料新聞)でみかけたFaits Divers(三面記事)に、ブラット・ピット、アンジェリーナ・ジョリーについて記載されている部分がありました。2月14日にも言及しましたが、彼らは、パリ15区に住んでいるということでした。

今日の記事によれば、「彼らは先週金曜にパリを去り、日曜にはベルリンにいた。」ということで写真も出ています。「噂(rumeur)によると、彼らの第一子をどこで出産(accouchement)するかでもめている。」ということで、「ブラッドはロスアンゼルスに戻ることを選択し、アンジェリーナはパリに戻ることを希望している。」とのことでした。

「噂によると」というのも責任ある新聞の言葉遣いではないですが(それは大目に見るとして)、米国人がパリでの出産に拘る理由は何だろうかと想像しました。よく聞くのはフランスは無痛分娩ということです。日本では対応できる病院や事例がまだ少ないようですが、フランスは、そもそもカトリックですし、最近は政策的に子供を沢山持つことが奨励されているようなので、出産がひどく苦痛を伴なうものではいけないということがあるのかもしれません。米国はどうでしょうか?もし日本のような通常の出産がポピュラーであれば、アンジェリーナジョリーがフランスでの出産に拘る理由は、無痛分娩にあるのかもしれません。
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by vwpolopolopolo | 2006-03-07 23:15 | 日常生活

L'Ivresse du Pouvoir

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標題のフランス映画を観ました。いつものように時間の都合の良いものに行き当たりばったりで入ってみました。

女性予審判事(juge d'instruction)が主人公です。タイトルを直訳すれば、「権力(へ)の陶酔」ということのようです。

予審判事とは、「重大な犯罪について容疑者の尋問や証拠収集を行い、事案を正式な裁判に回すかを判断する裁判官。強制捜査や拘留決定の権限をもち、日本の検察官の捜査・起訴権限の一部と重なる。「大統領よりも権力をもつ」とも評される。」(サンケイ新聞2005年9月5日東京朝刊)

とのことです。

ちょうどフランスでは、ウトロー事件という集団児童性的虐待事件で、被害児童の証言を鵜呑みにし(?)、無実の人々を留置場送りにしていた予審判事に対して、国会調査委員会が設けられ、当該予審判事を聴聞するというニュースがありました。事件当時まだ若かったこの予審判事は「法に基づき職務を執行した」と証言しますが、国会議員の中にはこれほどの権力を与える予審判事制度を見直すべきとの話もあるようです。この事案と符合するかのような時期の公開です。

映画での予審判事の描かれ方は、まさにVIP扱いで、専用車あり、私邸の中にも護衛が付くというものでした。雑誌の表紙にも出てくる扱いです。(それで夫婦関係にヒビが入る様が描かれています。)。映画のHP(本映画専用HP)によると、「主人公は、次第に自らの権力が増大することに気付く。そして事件(ある会社の横領事件)の核心に触れるに従い、圧力のかかり方も増大していく。」

そして最後に、「どこまで彼女は自ら持つ権力をそれより大きな権力と衝突させることなく増大させていけるか?またどこまで生身の人間として権力への陶酔に耐えることができるのだろうか?」と問うてありました。

同じHPの中に主人公を演じた、Isabelle Huppertへのインタビューがあり、「私達のイメージとしては、予審判事は、警察機関とは異なり、匿名でいることを望まず、実際自分の存在を周知できる。また、彼らは自らの権力と確信の状況証拠を確たるものとすることができる。」と答えていたのが印象的でした。

日本では、今は行政のあり方の議論が盛んで、あまり司法権力(の判断はさておき、ですが。)のあり方について議論されることは少ないと思われます。フランスでの制度見直しが今後日本にも影響することがあるかもしれません。
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by vwpolopolopolo | 2006-03-05 17:30 | 日常生活

OVNIの意味から徒然

今日の昼休みのフランス語のレッスンで初めて、標題の「OVNI」の意味を知りました。パリには同じ名前の日本人向け新聞もあるというのに、今まで特に意味はなく、単に語呂が良い言葉だから使っているのであろうと、勝手に思い込んでいました。2年近くも勉強しているのに全く恥ずかしい限りです。

意味はUFO(未確認飛行物体)です。フランス語では「Objet Volant Non Identifie」となります。

UFOとOVNIでは似ても似つかないですが、このような略語の違いは色々とあるようです。例えば国連。英語ならUNですが、フランス語なら、ONU(Organisation des Nations Unies)となり、国際通貨基金IMFなら、FMI(Fonds Monetaire International(男性))。このあたりまでは並べ替えですが、国際労働機関ILOが、OIT(Organisation Internationale du Travail(女性))となっては、すぐには分からなくなります。

ここまで書いてふと思い出したのですが、「Organisation」の末尾のところ、米国英語を習う日本人は「zation」と書きたいところですが、「sation」となっています。以前仕事でペーパーを書いた際に、これらが混在しているから直すようにと指摘を受けたことがありました。それで、その仕事でコンビを組んでいた隣室の米国人同僚と「『zation』で統一するか?」という話をしていたところ、同じく隣室のアイルランド人同僚がそれを聞いていて、「(ヨーロッパ)英語では『Z』なんて絶対使わない、アメリカってすごく変。」と言っていたことを思い出しました。フランス語もそこは同じで「Z」は使わないようです。

話は変わって、同室のフランス人同僚と(昨日も書きましたが)ブラッセルのレストランの話をしていました。昨日コメント(「ベルギーの方がフランス料理が美味しい」との仮説)を頂いていましたが、それを彼女に聞いてみたところ、「もちろん3つ星などは美味しいが、やはりフランスの方が美味しいと思う。」とのことでした。人によるのかもしれません。

フランスの田舎の料理も良いよ、という話になり、彼女はバスク料理のことを少し話していました。「バスクの方は、何でも素材が美味しい。私の元彼がそっちの出身だったんだけど、その彼のお母さんが作ってくれたジャガイモ、セップ茸(バスク地方は有名だそうです)を混ぜ合わせた料理(?)は未だに美味しかったな・・と思い出す。」と言っていました。

「EX-BOYFRIEND」この言葉も欧米女性の口からは良く出てきます。日本人は過去の異性関係を殊更話さないと思いますが、彼らは少し違うようですね。
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by vwpolopolopolo | 2006-03-02 23:30 | フランス語